三連休〜執筆合間の息抜き、新宿二丁目デビュー、そして増原裕子さんとのご縁〜
こんにちは、女性の在りたい姿を応援するエバーガールの有紀子です。
先日、勝間和代さんの私塾勝間塾のサポートメールで、多様性、無意識の差別をなくす、ということについて一週間学びました。
その週の終わりに、縁あって友人に誘ってもらい、新宿二丁目にデビューをしました。
LGBTについて、知らないことばかりだったので、ゆかりを持ってみたかったのです。まずは大好きな火鍋で腹ごしらえ。
念願の、新宿二丁目デビュー♪
1軒目は、友人が10年間通っているというゲイバーです。こちらは、女性もノンケさんもOKというところ。
18周年のお祝いということで、一緒に行ったのですが、たまたま皆さんがイベントということで仮装されている日で。
セーラー服などのコスプレに可愛らしいメイクだったので、どんな男性が出てくるのか分からないでドキドキしていた私にはハードルが下がって良かったです。
入るなり笑みがこぼれました。
ここでは、ちょっと年上のママと、同世代のスタッフさんたちとお話をしました。
男だから、とか、女だから、ではなく、色々な話をしましたね。
愉快で楽しい時間でした。
2軒目は、紹介以外の女性はお断り、という本格的なゲイバーでした。
本気で同性同士の交流を寛いで楽しまれている方が多かったのと、一つ前のお店で飲み過ぎたので短めに滞在。
この日、1ヶ月に1度しかバイトしていないというスタッフの方がいらしたのですが、昼間は普通のIT系サラリーマンとのこと。
普通の人も、昼と夜でキャラが違うんですね。
ママが作ったお料理は、とっても奥深いお味で美味しかったです。
お客様に唸るような美味しさを提供しようという工夫が随所に見られました。
3軒目は、レズビアンバーでした。
「ここまで来たら社会勉強のために15分行っておいで」と友人が言ってくれて、最初は、
「いや、私その気がないから申し訳ないからいいよ。混んでいるし。」と断りました。
溢れるばかりのお客様、そして友達は男性だから入れないからです。
「でも、そうだね、勉強のためにちょっと行ってみようかな。」
と入ることにしました。
すると、キャッシュオンシステムでまずは飲み物を買ってから入るということ。
チャージとかもないのでこれは明朗会計でいいですね。人気となるのも頷けます。
奥には東欧系の方々、そして日本人の女の子が普通の話をしていました。
話が盛り上がっていて、入りにくかったのと、立っているのもちょっと疲れたので、空いているカウンターに座りました。
隣の女の子は金髪の美少女。Rちゃんと言います。
ちょっと世間話をして、もう一人隣の子とも話します。
2人とも25歳くらいということで、私が38歳で子どもがいると言ったら驚いていました。
「私は、そのけはないんだけれど、社会勉強のためにね。」と、嘘をつけないので正直に話し、「そうなんですね~」という反応。
時間がきて、それ以上の話はできず、「いつかゆきこさんのネイルサロンに行きたいな」と言ってもらい、ラインを交換して終了。
その後はこのお店で飲んだテキーラのカクテルが効いて、かなりしんどくなってしまいました。
ゲイバーは、お金がかかるのでしょっちゅうは行けないとして、レズビアンバーはとても居心地が良かったです。
ゲイバーにいるときのような、アウェイで悪いなあ、という気持ちもなかったので。
皆さん綺麗で、話しやすかったです。
ただ、二丁目という場所柄、もしパートナーを求めているのだったら自分は冷やかしになってしまうので、悪いな、という気持ちがあります。
また行っていいのかどうか悩んでいます。
偶然の引き合わせ
という中で、たまたま勝間塾にいらっしゃる増原裕子さんとFacebookで繋がりました。本当にこのタイミングというのは偶然なんですけれども。
普通に多くの方がいるLGBTのことについて、もっと学びを深めたい、と思っていたので願ったり叶ったりでした。
そして、11月にその理解を深めるためのセミナーを勝間さんとやられるというので、申し込みもしました。
その内容は、こちらです。しかしもう満席!気になる方は次回開催を期待されるとよいかもですね。
http://kokucheese.com/event/index/491196/
《セミナー概要》
・セミナー名:無意識の偏見とLGBT対応
・日時:11/13(月)19:00〜(開場18:40)
・場所:カフェ&ボードゲーム「ウィン・ウィン」
東京都品川区東五反田2-3-3 東五反田AMビル(大阪王将のあるビル)8F
JR五反田駅 東口徒歩3分
・対象:企業の経営層、管理職、人事、ダイバーシティ、CSR、人権担当者。職場のダイバーシティ、ダイバーシティ教育に関心がある方
・参加費:3,000円(ソフトドリンク、懇親会での軽食つき。アルコールは別料金)
・定員:45名
・主催:株式会社トロワ・クルール《タイムスケジュール(予定)》
18:40〜19:00 開場
19:00〜19:05 開会のごあいさつ(5分)
19:05〜19:45 パクさん「無意識の偏見」レクチャー&ワークショップ(40分)
19:45〜20:15 増原「無意識の偏見とLGBT対応」レクチャー(30分)
20:15〜20:25 勝間さんコメント(10分)
20:25〜21:00 Q&A(35分)
21:00〜21:45 登壇者を交えた懇親会《登壇者プロフィール》
▷パク・スックチャ
アパショナータ, Inc.代表 ダイバーシティ(多様性)&ワークライフ・コンサルタント
日本生まれ,韓国籍。米国ペンシルバニア大学経済学部BA、シカゴ大学MBA取得。米国と日本で米国系企業に勤務後、日本に戻り米国系運輸企業に入社。同社にて日本・香港・シンガポール・中国など,太平洋地区での人事,スペシャリストおよび管理職研修企画・実施を手がける。
2000年に退社し、日本で最初にワーク・ライフ・バランスを推進するコンサルタントとして独立。企業での社員の意識改革、働き方改革及び教育研修に携わる。また、グローバル化と複雑化する多様性に適切に対応すべくダイバーシティの専門家として、多様な人材マネジメントと受容的環境構築に力を注ぐ。企業メリットをもたらす手法で進める在宅勤務導入コンサルティングで実績を出し、日本でのテレワークの普及に向け、執筆や啓蒙活動にも取り組む。
Forbesで連載中(URLは右欄参照)。▷勝間和代
1968年東京生まれ。
経済評論家、中央大学ビジネススクール客員教授。
早稲田大学ファイナンスMBA、慶応大学商学部卒業。
当時最年少の19歳で会計士補の資格を取得、大学在学中から監査法人に勤務。
アーサー・アンダーセン、マッキンゼー、JPモルガンを経て独立。
現在、株式会社監査と分析取締役、内閣府男女共同参画会議議員、国土交通省社会資本整備審議会委員、中央大学ビジネススクール客員教授として活躍中。ウォール・ストリート・ジャーナル「世界の最も注目すべき女性50人」選出
エイボン女性大賞(史上最年少)
第一回ベストマザー賞(経済部門)
世界経済フォーラム(ダボス会議)Young Global Leaders
少子化問題、若者の雇用問題、ワークライフバランス、ITを活用した個人の生産性向上、など、幅広い分野で発言をしており、ネットリテラシーの高い若年層を中心に高い支持を受けている。Twitterのフォロワー61万人、FBページ購読者4万6000人、無料メルマガ4万7000部、有料メルマガ4000部などネット上で多くの支持者を獲得した。5年後になりたい自分になるための教育プログラムを勝間塾にて展開中。
著作多数、著作累計発行部数は500万部を超える。▷増原裕子
株式会社トロワ・クルール代表取締役、LGBTコンサルタント。
慶應大学大学院修士課程、慶應大学文学部卒業。在ジュネーブ国際機関日本政府代表部、会計事務所、IT会社勤務を経て起業。ダイバーシティ経営におけるLGBT施策の推進支援を手がける。経営層、管理職、人事担当者、営業職等を対象としたLGBT研修・講演の実績多数。著書に『同性婚のリアル』等4冊がある。
ここで、増原さんからメッセージを頂きました。ご本人の了承を得まして、教えて頂いたことをシェアしますね。
ゆきこさん、こんにちは。
レズという用語の使い方に関することです。一応お伝えせねば、ということで教えて頂きました。
単なる用語の問題ですが、PC(ポリティカル・コレクトネス)上、レズよりレズビアンの方が当事者に好まれる言葉だということが一般的に言われているそうです。
どうしてかというと、「ホモ」とか、「レズ」とか、「オカマ」などの言葉で昔学校などでいじめられた経験を、当事者の6割の方がされているそうなのです。
悲しい・・・・。
増原さんは、私が悪気がなく親しみを込めて使っているのを分かっていらして、大きな違和感にはならないと言ってくださったのですが、一応内輪では「ビアン」という言葉を使うそうです。
一方、当事者の中でも「レズ」という方が気が楽という方もいらっしゃるそうで難しいようですが。
それから、自称と他称でもニュアンスが違ったりするそうです。
自称で、チビとかデブとかハゲとか自虐的に言っても、人に言われると嫌ですよね、という話もあるそうで。
なので、講演とか研修で、用語の説明をされるときは、「できるだけ避けましょう」ということと、「おすすめは」ということで、
レズ → レズビアン
という風にお伝えされているそうです。
教えていただかなければまだまだ知らないことばかりで。
自分が知らないうちに、当事者の方を傷つけている可能性があるとは、怖いことですよね。
LGBTの意味
日本において、ある調査によると、日本では左利きと同じくらいの割合で約7.6%いると言われています。
男女平等が実現するにつれて、女らしさや男らしさも薄れていくのであれば、その割合がこれ以上になることも考えられます。
その事を理解し、雇用や人間関係などにおいて、無意識の差別をしないことはとても重要です。
それを理解する人、その活動をする人のことを「アライ」というそうです。
Facebookのメッセンジャーのスタンプでも、このような、
LGBTを含む、バリアフリー、多様性への理解を応援する表現
をするものがあり、私も活用しています。
LGBTの意味
L: レズビアン 女性を恋愛対象とする女性
G:ゲイ 男性を恋愛対象とする男性
B:バイセクシュアル 男女両方を恋愛対象と考えられる人、同性か異性かを問うこと自体を拒否する人
T:トランスジェンダー 身体の性別と心の性別が一致せず、違和感を持つ人 また、既存のジェンダーの役割に違和感を持つ人
SOGIハラのサイトも教えてもらいました。
差別や偏見、いじめのない世の中に。そして自分自身がそういう差別をする人にならないように、少し考えてみませんか?
http://sogihara.com
「なくそう!SOGIハラ」
増原さんは、こちらの実行委員会に入っていらっしゃるそうです。
良い理解者になれるよう、学んでいきます。
セミナー、よろしくお願いします♪
増原裕子さんの著書の一部はこちら
応援しています^^