BR14 人間関係をしなやかにするたった一つのルール(選択理論入門書)
こんばんは。
女性の在りたい姿を支援する、エバーガールの有紀子です。
今月は、世の中は師走ですが、私はここ10日ほど、読書や生活の見直しに時間を取っています。
1年間、色々なことがあったので、新年を迎える前に、いろいろ見つめなおしたいことがあるからです。その為に、モノも減らし、「やらなきゃ」も減らし、極力空いたスペースをそのままにして、埋めないようにしています。今までの自分だったら、つい隙間にいろいろ詰め込んで、散らかった頭に、色々抱え、収納破たんをし、いつもイライラしていました。そして、身近な存在である自分と、直ぐ近くの人を大事にできていなかったのではないか、と思ったのです。今回は、一度色々空っぽにすることで、どの位置に、何を持ってくるか、そんなことを見定めようしています。いろいろな本を読むことで、少しずつ心の中と生活が整ってきているのを感じています。それでもまだ色々未熟なので、更に運動や読書 をしながら、自分と見つめ合いながら、過ごしています。その読書の流れで「選択理論を知りたい。」と思い、「分かりやすいよ。」と奨めてもらい、譲って頂いて出会ったのが、この本でした。
「人間関係をしなやかにするたった一つのルール」 渡辺奈津子 著
前回の、「しなやかに生きる心の片づけ」と同じように、とても読みやすかったです。
https://evergirl.jp/27281220160612
選択理論を全然知らない私が、初めて読んだ後の気づきということでシェアさせて頂きます。選択理論を全然知らない方が、「読んでみようかな?」と思うきっかけになったら幸いです。
◆初めて知ったことの一部◆
私たちが抱える悩みの90%以上は人間関係である。
世の中には二種類の島があるということ。
Ⅰ.どちらかが(またはお互いが)外的コントロールを使っている(或いは逃れようとしている)外的コントロール島
強い期待が、外的コントロールしようという心理・行動に変わる。怒鳴り声や、わざとらしいため息が聞こえる。
ここでの、関係を破壊する「致命的な七つの習慣」とは
文句/脅し/責め/罰/批判/褒美/ガミガミ だそうです。
一方、
Ⅱ.選択理論アイランド島
ここに移住するには、「変えられるのは自分だけ!」ということをひたすら自覚している。
住人は、穏やかかであたたかな関わりを大切にしている。
ここで意識されている、関係をよくする「身に着けたい七つの習慣」とは
傾聴/励まし/尊敬・敬意/受容/違いの調整、話し合い/信頼/支援 そして、リクエスト だそうです。
私は長いこと、外的コントロール島にいたと自覚しました。
そこにいて、悲痛な想いや、分かり合えない辛さを感じることは必然だったようです。自分を変えないで、相手は自分で変えられる、と思っていたことはたくさんあったように思います。いま、単純ですが、私は、選択理論アイランド島に移住したいと思っています。そのためには、自分の欲求を他者によって満たされるわけではなく、自分自身によってのみ満たすことが可能である、と考えることが大事だそうです。また、そのそれぞれ個人の欲求のコップのサイズは異なり、自分や相手の欲求の癖を理解し、うまく満たしてあげることが大事だそうです。
<基本的欲求の5種類>
選択理論で説かれる、基本的欲求の5種類とは、
「愛・所属の欲求」
「力・価値の欲求」
「自由の欲求」
「生存の欲求」
「楽しみの欲求」
です。
本書でチェックしてみると、私は、
A 愛・所属 7
B 力・価値 8
C 自由 6
D 楽しみ 5
E 生存 7
でした。(どれも高め!)
この基本的欲求の強さは、遺伝子レベルで決まっているそうで、それを理解し、満たすことが大事だそうです。
また、「それぞれが思い浮かべる具体的な上質世界を大切にする」、ということも、自分を満たすことの優先順位を高くすることになるようです。
他にも「怒りのコントロール」とか、様々なことが書いてあります。何度も繰り返して読み込んでいきたいと思います。ご紹介いただいた皆様、ありがとうございました。
私の上質世界のイメージ
最近ハマっている入浴剤はこちらです。クナイプ バスソルト グーテナハト ホップ&バレリアンの香り。凄く温かさが持続して良く眠ることができます。
お勧めです。
自分を上手に癒しながら、外的コントロールではない方法で、周りも癒せる優しい人になりたいですね。
こちらの本は、選択理論の入門編ですが、より深めたい方はこちらがいいようですよ。
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