第四の習慣 ~WIN-WINを考える or No deal~ 気が進まない人付き合いは整理していこう
こんばんは。女性の在りたい姿を応援するエバーガールの有紀子です。
昨日、facebookで皆さんの胸を動かす投稿をしてしまったので、その終息編ということで記事を書かせて頂きます。
第四の習慣 ~WIN-WINを考える or No deal~ 気が進まない人付き合いは整理していこう
というタイトルにしました。
【七つの習慣】の 第四の習慣です。
先日、過去に付き合いがあって、いいことよりも辛いことの方が多かった人から連絡がありました。
具体的には、
・時間泥棒
・心配泥棒(今名前を付けましたw)
・恩が全然返って来ない
・マイペースで自己都合
という感じの人です。
今回も、久しぶりの連絡だったのですが、こちらの様子を丁寧に伺いつつも、中身は結構厳しいリクエストでした。
直観的に、「面倒だなぁ・・。割に合わないなぁ・・。」と思ったのに、あまりに無邪気なリクエストだったので、邪険にも扱えず、「その要望にはこたえられないよ。」と、直ぐに言えなかった私も悪いんです。
マイペースな人なので、私もマイペースに(とはいえ本当に忙しかったんです、来客や旅行や春休みのお世話や洗濯機の故障で。)はっきり言うのも感じ悪いかな、と、やんわり伝えようと、「あー分かった、ちょっと考えておくね。」のようにちょっと伝えたんです。そのあと催促がきて、そこでこちらが忙しい旨、割に合わない旨を伝えつつ、まあ少しなら、とメッセージや電話でやり取りをしたんですよね。
そうしたらやっぱりすごく時間がかかっちゃって。そのうえ最終的には、「やっぱいいや。」と向こうから断られちゃったんですよね。
ああ、またこの人に時間を無駄にしてしまった・・・ しかも材料のロスも発生してしまった。とかなり悔しい想いをしました。
彼女には彼女の言い分があると思う。友達だからそこまでしてくれて当然でしょう?みたいな。
でも、私からすると、もうあなたは厄介な人。過去厄介だったから、もう関わりたくない人。そういう人だったんです。
一見丁寧なメッセージだし、ある意味酸いも甘いも時間を費やした人だから微妙に情が残っちゃったんですよね。
彼女も甘えがあったのでしょう。
結局、「私が納得していないのに応じてしまったのが悪かった。という反省」が残りました。
その時、胸に残ったのが、この第四の習慣でした。
七つの習慣の第四の習慣 Win-Winを考える
人間関係の6つのパラダイム
これを知らない人だったのではないかと。おさらいのために、解説しますね。6つのパラダイムとは、
Win-Win:自分も勝ち、相手も勝つ。それぞれが欲しい結果を得ようというマインド
Win-Lose:自分が勝ち、相手は負ける。相手は蹴落とすためにあるというマインド
Lose-Win:自分が負けて相手が勝つ。相手のためならば、自分が犠牲になってもしょうがないと思うマインド。
Lose-Lose:相手も自分負ける。相手を勝たせるくらいなら足を引っ張って共倒れしようというマインド。
Win:自分の勝ちしか頭にない。
Win-Win または No Deal:Win-Winの合意、または取引条件に至らなければ、取引しないことにする。納得しないなら白紙に戻すという行動。
これは、一概に競争が悪いというわけではありません。全員が一番になりなさいということでもありません。
相手を落としなさいというわけでもないです。
例えば、序列がつくと競争はやめましょうとか、そういうことではないです。徒競走は全員の健全な努力を培い、身体能力を高め、頑張りたいと思う力を養いますよね。
みんなにとっていいこと、お互いにとっていいことを目指しましょう。という考え方なのです。
貴女も嬉しい。私も嬉しい。
そういう関係を、築きましょうということ。
今回の申し出は、彼女からの私の依頼メール一本に対して、実際に動く私のメリットがあまりにも少なすぎました。
メリットが少ないだけならまだしも、損して先を取れじゃないけど、これを受けることで今後のあなたとの関係性を良好に保ちたい、という気持ちもありませんでした。
それは、過去の関わりから、彼女が遅刻したり、予定をころころ変えたり、約束を守らなかったり、仁義を通さないなどのことでマイペースで、こちらの都合を考えてくれなかったりすることで、「信頼残高」が相当マイナスになっていたからなんですよね。
私の中で、
この取引は、Lose-Win だな。と思って対応しちゃったのもまずかったのです。
嬉しくないので、No-Deal (なかったことにしよう)と言えばよかったのです。
とはいえ、不意にとりあえず放置していた友人・知人からそんな連絡が来たら誰でも無視できないですよね。
今回のことがトリガーとなって、もう本当にいいや、となってしまいました。
ここまで放置してしまったのが、悪い、人間関係も断捨離を
そうとも思えます。部屋に溢れたモノ、辛い思い出、要らない過去のプライド、いい顔だけしていたその場限りの付き合い。
そういうものも、30年以上も生きていると色々積もってきます。
これをきっかけに、勝手にどんどん繋がっていったアドレス帳を整理しました。
この人から連絡がきたら困るなー、どうやってもうまくいかないよね。
そういう感触ってあると思うんです。モノでいえば、「これ、絶対もう使わないよな。」、服で言えば、「これ、絶対もう着ないよな。」というようなものです。
いいきっかけにして、人間関係もしなやかに、心地よいものにしていきたいです。
今回の件は、彼女を責めているわけではないのです。
ちきりんさんも言っていたけれど、「みんな基本的に違う。8割の人は合わないのです。」というくらいがちょうどいいという風に考えるべき。
みんなそれぞれだから、関わるときは、相手を思いやって、
Win-Winの関係を築こう。築けないならNo dealにしよう。
そういう覚悟が必要なだけだと思うのです。
実は、これ、商売をしているとすごく研ぎ澄まされます。
自営業は24時間セルフコントロールですから、私のこの時間は?今の優先順位は?そんな風にいつもグルグル考えて決めて行動をしています。
そうでない人と価値観が合わないのもしょうがないのだけれど・・
少しは思いはばかってもらいたいものですね。
そして、私もそうならないように今一度気をつけようという学びになりました。
私自身も、特定の人に甘えてしまうという弱さがあります。
反面教師になりました。
こういう経験をさせてもらって、ありがとうね。
これからの自分にとって大事な人と出会うために、スッキリ整理をしてキャパを開けないと。
皆さんは、普段こういうことを意識していますか?
今回は、アンガーマネージメントもできたかな。もう手を打ち切ったので、もう何もしないと決めました。
Win-Winでお互いの利益を考える、理解してから理解される、そして双方にメリットがない場合は白紙に戻そう。その人と一緒に幸せになることができますか?と考えてみましょう。
私にとって大切なことは、まず自分が自立すること、そして影響の輪を広げること、子供がキラキラスクスク育つこと、そしてそのための真摯なお仕事が大事なのです。
大切なものはそれぞれみんな違いますね。貴女にとって大事なものを守っていってくださいね。
小さい頃は、卒業とか区切りがあって自然とそういう人間関係は淘汰されていきましたね。
今は、スマホ1つで何でも繋がってしまうから、便利なようで不便で、自分が試されるのかもしれません。