勝間塾2017年9月月例会 アンガーマネージメント 受講録
こんばんは。女性の在りたい姿を応援する、エバーガールの有紀子です。
今日は会場には行けなかったのですが、勝間塾の月例会、テーマ「アンガーマネージメント」をオンライン受講しながら受講メモをブログで取りました。
最初に、勝間さんより
アンガーマネージメントとは、怒らない技術ではない
自分が怒りに振り回されない技術(トレーニング)という意味である
怒りそのものは認めて、理解し、解決策のPDCAサイクルを回すことが大事
無理に怒るを抑えるのではなく、ちゃんとマネージメントするための技術です、ということ。
アメリカでは1970年代からアンガーマネージメントの概念、2000年代から広がっていったそうです。
総計で18万人しか学んでいないのでまだまだ日本人には浸透しきっていないですが、広がりつつあります。
講師 一般社団法人 代表理事 安藤俊介さん
そう、アンガーマネージメントは怒ってはいけない技術ではない。
怒る必要のあることは上手に怒る
怒らないわけではない 後悔しない怒り(ぶつける・ぶつけない)をマネージメント(コントロール)する技術であるということ。
基本的には誰でも怒りの感情はある
なぜなら、動物としての防衛感情として必ず存在するから
天敵があらわれた時に、アドネナリンが出る
そして、攻撃するか、身を守るかを判断するのだけれど、どうするか、ということを判断させるのが怒りという感情の役割
何かを守ろうとしているために、怒りが発生する。
怒りには大きく4種類ある
1.強度が高い(ちょっとしたことで激昂する人)
2.持続性がある(根に持つ人)
3.頻度が高い(しょっちゅう)
4.攻撃性がある(ヒト・ジブン・モノにあたる)
自分はどれが高いでしょうか?
ここで、ワークをします。私は、、今年初めにアンガーマネージメントを習う前は、3.4.1.が高く、
今は、2.3.かもしれないです。
ちなみに、勝間さんは、どうでしょうか?
※ジョハリの窓 の分析ができます。
というワークがありました。自分で認識しているパターンと、人から見たパターンは違うっていうやつですね。
知っているだけではなく、怒りがなんだか理解をすることが大事。
91問のテストを受けると、自分の怒りの点数が出るそうです。
怒りというのは、二次感情の仕組み
毎日、コップの中に辛いとか、心配とか、痛いとか、不安だとかという自分自身の第一次感情が溜まっている
怒りは、二次感情のカタチである
同じ出来事でも、ある日は腹が立って、ある日は腹が立たない時がある
ここは、自分でコントロールできること
ここが溜まっている人は、防衛感情が強いので、怒っているのは、実はこのコップの中の水を訴えている人だという風に理解することができる
怒る前に、どういう感情があったんだろう?
そういう風に配慮してあげることができれば、私たちの信頼感はとっても高まる
怒っている人のことはどうにもできないので、怒っている人と向き合ったときに自分がどうすれば自分がダメージを少なくすることができて、相手を理解してあげられるか、ということ。
怒りやすい人は、コップが小さい
溢れやすい人は怒りやすい 怒りやすい人は、怒られやすい
コップが大きい人は、怒られにくいし、怒りにくい
みんな、嫌われたくなくて、怒らなくないですか?
怒っていても嫌われず、人気がある人の条件
1.素直(良くも悪くも子供っぽい人)
2.ルールが明確で、いつでもどこでも誰にでも同じ怒り方をしている
3.人のために怒る
こういう人は、たくさん怒っても人気
この3つに添わないと、嫌われます。なるほど。確かにそうですね。
怒られても、納得のいく人と、そうでない時がある気がします。
政治家でも、この3つができる日とはとても人気がある。
橋下徹、小泉総理など。
そして、これは少年漫画の主人公でもあるということ。
上手に怒る人は実は、下手に怒る人や怒らない人より人気があるので、
怒っても人に好かれる人になろう
3つの技術
1.衝動のコントロール
2.思考のコントロール
3.行動のコントロール
※今後は、アンガーログを数値化だけでしておくとよい(スケールテクニック)0~10(穏やか~人生で一番強い)
さて。いちばん強い10とはどのくらいなんだろうか?
これ、怒りに点数をつけることを続けると、大体どれくらいか分かるようになるそうです。
1.衝動のコントロール
反射をしない、6秒待つ、スコアを付ける、売り言葉に買い言葉をしない
子供にも伝えると、暴力や器物破損が減るそうです。
うざい、やばい、きれる、だけじゃなくて、広い言葉を持っていなければならない。
本当は怒りを表すボキャブラリーは、たくさんある。
ボキャブラリーが豊富な人ほど怒りに上手に言葉でラベルを貼って、怒りや人に丁寧に付き合うことができる
数字でスコアを付けたり、言葉のラベルを貼る そうすると客観的に怒りを見ることができる
※神経を逆なでされる
2.思考のコントロール
ここで、べき、が出てきた
以前学んだこと
~~べき※、という自分の思い込みから、勝手に裏切られたと感じてイラっとしてしまう
※個人的なちょっとしたこだわり
トイレットペーパー、ミシン目で切るべき、朝ごはん、取るべき
それって、自分にとっての引っ掛かりポイント
この”べき”と上手に付き合えるようになると、怒りもコントロールできる
自分と同じなのが100点だとして、
許せる、”許容ゾーン”を広くしよう
或いは、線引きをはっきりしよう
後悔しないような、怒り方をしよう
そして自分と、人の区切りは違うし、その人によって、許容ゾーンの枠は違ったりする
せめて自分は、どんな時でも区切りを曖昧にしないよう、基準を持つという技術を身につけよう
ここがブレると、気分屋、という評価になる
家庭でもここ、すり合わせる必要がある
ここが広くなると、コップが広くなる
ある程度広げたら、このゾーンを動かなくすることが大事
3.行動のコントロール
重要か重要じゃないか、変えられるか変えられないか、というマトリクスをひく
それによって行動を分ける、という考え方をする
フレームワークの一つ
これは、アンガーマネージメントのステージなだけで、弁護士とか、倫理とかそういった人たちとの見地は違う
自分の行動は、技術を積めば、自分の立場によってうまく使うことができるようになる
なるほど、でした。
何度学んでも気づきがあります!
課題図書はこちらでした。
安藤さん、先日ソニー生命の契約者サイトでもトップ画面のリンクからアンガーマネージメントのコラムを書かれていました。
日本でもまだまだ広がっていますね。
以前は、人と揉めるのを厭わなかったそうです。
今は、マネージメントして大きな効果を感じているそうです。
アンガーマネージメントもメンタルトレーニングの一つ。
筋トレのように少しずつ積み重ねていくと成長するとのこと。
引き続き意識していきます!実況中継メモでした。