アンガーマネージメント ~一週間で学んだことのまとめ~
こんばんは。
女性の在りたい姿を応援する、エバーガールの有紀子です。
皆さんは、アンガーマネージメントという名前を聞いたことがありますか?
文字通り、
「怒りをコントロールする技術」
だそうです。
初めて聞いたときは、「なんだろうそれ。アンガーって何か怖い感じ。」と思ってむしろ倦厭していました。
一見穏やかなつもりだった自分には関係ないかな、と。
ところが勝間塾でアンガーマネージメントについて学んでみると、もちろん一言で語ることができないくらい気づきが深くて大きくて。まとめようとしたらだいぶ時間が経ってしまいました。
1週間分の朝のサポートメールによる学びだったのですがケーススタディをしたりして学び合うことで、私にとっては約1ヶ月分以上の気づきとなって突き刺さりました。忘れないように残しますね。
アンガーマネージメントに関して学んだこと
アンガーマネージメントは、「怒りを封じる技術」ではなくて、「怒りと上手に付き合う方法」である。
そして、スポーツのように目標設定をして実践を積み、振り返ることでスキルを上げていくことができる。
人は、自分でその事象を意味づけして、自分に対して攻撃をされているとか、あるいは”自分が”許せないと思うときに怒っている。
「~~であるべき。」「~~ではないべき。」という「べき」は人によって違うことを理解し、白黒つけるのではなく、「まあ、いっか。」という「許容ゾーン」を持つことが大事。
認知のゆがみであり、不必要な怒り。
この怒りをぶつけることは対人関係において、なにもいいことがない。
どのような現象が起きた時に自分が怒るのか。「アンガーログ(記録)」をとるとよい。
客観的に見て、自分が怒りやすい理由や原因が分かるし再発防止策を取ることができる。
短期的には、とりあえず6秒数えてその間怒るのをやめる、深呼吸する、場を去るというスキルもあるが、中期的には自分の怒りのパターンを把握し、重要なものから取り組むことが大切。
長期的には、完全に怒りを封じるのではなく、不毛な怒りを減らしていく努力を積み重ねることが大事。
穏やかに怒りを伝える方法
以下のことに注意する。
・自分を主語にすること
・自分を過度の被害者にしないこと
・相手を責める言葉をさけること
・相手にレッテルを貼らないこと
・相手の立場も思いやること
普段以上に穏やかに話すくらいの気持ちで。
ただしこれは、自分自身に余裕がないと行なえない。
自分の心の余裕は、
・十分な栄養と睡眠
・余裕のある時間
・自分が基本的には周りの人から理解され、だいじにされているという確信
・リラックスした心と体
がやはり大事。まずは、自分で自分の体調や心や仕事をコントロールすることが、結果アンガーマネジメントにもつながる。
つまり、
怒りは自分が自分を怒らせていることが多く、自分自身や相手と上手に怒りに対応する技術
=アンガーマネージメント
ということでした。
これらのすべてが気づきでした。
自分が怒る原因のほとんどが、全部自分にあったとは驚きでした。
私は、特にこの一年は特に新しいことがたくさんあったので、いっぱいいっぱいになってしまうことも多かったため、身近な人に当たることも多く、自分でも心配していました。
例えば「お茶が出てくるのが遅い。」、「行列が長い。」→イライラ
時間に余裕を持っていない自分のせい、自分のスケジューリングのせい、やるべきことが終わっていないイライラを、数分の行列にぶつけている
相手がこうしてくれないのがいやだ → イライラ
相手には相手の事情があるのだから、まずは自分で自分の問題を解決できるようにやってみよう
何かを言われると、責められた気になってしまう → 先回りして余裕をもってやるべきことができていない不安や焦りがイライラや反発となってしまう
寝不足や、満足できる食事、オーバーワーク、そういったもので自分が自分を癒したりコントロールをできていないと当たってしまうことが多くなるわけだから、まずはそこを整えよう
というように考え方を変えることができるようになってきました。
まとめ
育児ももちろんそう。成長して環境が変化する育児に仕事。相手との関係性。関わる人々。どうしてもすぐにイライラしてしまうことがある。
イライラする前に、「自分で自分のことはちゃんと管理できてるか。」、「相手にも相手の事情があるんだからまあ、いっか。」と思う許容ゾーンを多く持つ。
冷静でない怒りが生み出すことで良いことは何もない。(命の危険やそういったものは置いておいて)アサーティブな解決を共に考えるのが大事。
この気づきは、ありそうでなかった気づきでした。
とはいえ、あまりに、「それは自分が悪いからだ」と反省してばかりいて、学びの途中に自己肯定感が下がったのも事実です(笑
そのためには、
・過去や未来のことは忘れてみる
・成功体験を思い出してみる ・できたことを褒めてみる!
・気分転換の方法を持っておく
などのことも大事です。
今では企業研修などにも多数取り入れられて、スピードが速い人工知能の時代において人間の必須スキルとなっていくこと間違いなしです。
私にも必要かも?と思う方は、参考図書などを読まれてもいいかもしれませんね。
今回は塾生からのリクエストに応えてこの学びとなったのですが、勝間塾にはたまたま、
日本アンガーマネージメント協会
理事の安藤俊介さんもいました。
私はちょうど、3月半ばはゆったりと時間が取れるときだったので、今は自分自身の整えの真っ最中です。
自分が余裕(スラック)がないまま子供たちの春休みに突入してしまうと、もっともっと些細な(自分の)ことにイライラして、当たってしまいそうだったので今のうちに自分自身の問題解決をたくさんしておこうと思っています。
その前には、こちらの欠乏の行動経済学を課題図書に学んでいました。
「時間がないのはお金がないのと同じように欠乏しているからだ。」
「何事も、余裕(スラック)を持とう」
そうしないと様々な処理能力が下がり、間違った判断をしたり悪循環になってしまったりするという内容です。
この週に学んだ「おこる」と「しかる」の違い
先に書いた小池都知事のアンガーマネージメントテクニック、「達観力」はこちらの記事にて。
アンガーマネージメントもスキルということ。これから真摯に取り組めば、スキルが上がることしかないと知ることができて良かったです。
イライラする老人ではなく、穏やかに年を重ねたいですね。
これも、自分を俯瞰してみることの大切さがわかる名著です。周りに対して怒りやすい人におすすめです。
自分のためのメモですが、皆さんにもご参考になったら幸いです。