なぜ、いまなおメルマガなのか。SendGridさんのメルマガセミナーに参加してきました。

こんにちは。女性のありたい姿を応援するエバーガールの有紀子です。

昨日、東京渋谷の東急セルリアンタワーで開催された米国メルマガ配信の会社SendGridさんのセミナーに参加してきました。きっかけは、私が1つ2つメルマガを始めたいといったときに勝間塾のお仲間でメルマガをこの夏に始めた方から、「色々検討したけれどSendGridは12,000通まで無料で使えてよいよ」という情報をいただいたからでした。

低コストで気軽にメルマガを始めてみたいけれど、まぐまぐとかは無料の範囲では自分で情報も十分に把握できないし、付属のまぐまぐメールなどもあるし、ユーザーさんに迷惑がかかるかなぁなどがネックになって悩んでいたのです。考えても難しそうなので、使う会社はSendGridさんに決め、そのための独自ドメインのメルアドも取得し、つい先日SendGridさんから承認をいただいていたタイミングでこの無料セミナーの抽選に当選しました♪

無料とは言え場所は東急セルリアンタワー、懇親会つき、米国の役員の皆様のレクチャー付きとなんとも楽しみでワクワクな気持ちで向かいました。

当日のプログラムは以下のような流れでした。

月間450億通以上の配信実績を持つメール配信サービスSendGridに関するイベントです。

メールの到達率を上げるには?メールマーケティングを成功させるには?SendGrid社のエキスパートが、以下のようなトピックをお話しする予定です。(同時通訳がございますので英語が苦手な方もご安心ください)

SendGridの概要
なぜ今メールが重要なのか
メールマーケティングで成果を出すには?
魅力的なメールの作り方
他にも、SendGridの活用事例をご紹介する予定です。

セッション後は専門家や他のお客様と自由に意見交換ができるHappy Hourもあります。普段抱えている悩みをぶつけたり、ネットワーキングしたり、有意義なコミュニケーションの場にしていただければと思います。

登壇者

Carly Brantz
メール到達性やインバウンドマーケティングに15年以上携わってきたCarly。現在はSendGrid社の VP of Revenue Marketing として、マーケティング部門をコストセンターからプロフィットセンターへ転換させるべく尽力している。

Len Shneyder
SendGrid社の VP of Industry Relations として、ベストプラクティスの普及活動を行うとともに、SendGridが送信している膨大な量のメールデータに基づいた業界動向に関するインサイトの共有や、ソートリーダーシップを担当している。

Brian Albers
SendGrid社Partner Success Managerとして、Microsoft、Googleクラウドプロバイダ、およびシステムインテグレータとのパートナーシップ全般を担当している。

中井勘介
日本向けSendGrid代理店である構造計画研究所にて、日本国内向けサービス立ち上げ当初よりSendGridに関わる。現在は事業責任者、エバンジェリストとしてSendGridの魅力をより多くの方に伝えるための活動を続けている。

タイムスケジュール
時間 内容
18:00〜 受付開始
18:30〜 株式会社構造計画研究所 中井勘介
18:40〜 Irresistible Email (魅力的なメールの作り方)
SendGrid社 Carly Brantz(同時通訳あり)
19:10〜 Why Email Wins in a Crowded Market (なぜ今メールが重要なのか)
SendGrid社 Len Shneyder(同時通訳あり)
19:40〜 事例紹介
SendGrid社 Brian Albers
20:00〜21:00 Happy Hour

私はいけなかった皆さんのためにも少しでも知識をお裾分けしたいのと自分の学びのためにメモを取りながら聞きました。以下が聞いていていいなーと思った内容です。ぜひ少し参考にされてくださいね。

1.中井勘介氏

(構造計画研究所)2013年3月~
日本にはsendgridはないので、日本語ウェブサイト、日本語ドキュメント、日本語サポート、日本円決済を代行している

メールはもう終わりではと言われながらも、アンケート結果では74%の人がメールが好ましいと回答していた。
なぜか。
メールはデジタルコミュニケーションに必須
最も普及しているデジタルID
非常に高いROI(40X)

顧客との重要なコミュニケーションチャネル
用途が変化したがメールは生き続け、しかもサービス提供の上で必須

ところが正当なメールの20%は受信トレイに到達していないという調査結果
それをsend gridは解決する

SendGridの始め方

新規会員登録からアカウント作成
~審査~無料で12,000/月 送信可能
無料でもほぼすべての機能が使えるのでまず検証には問題がない

2.Carly Brantz氏

What makes sonmething irresistible?

勝利の公式
Right Email Element

1.件名
2.コンテンツ
3.画像

Title

まず件名。最初に目にするもの メールを開封してもらう唯一のチャンス
ここで様々な要素を使う
ディスカウントや質問、続きが気になるようなもの
7ワードがmost popular 4 word がmost engagement
(長ければいいというものではない、モバイルで読むことも多いので途切れないようにしないといけない)

絵文字を使うか使わないかというディスカッションもあるが、(アメリカでは絵文字が結構使われているようだ)
たくさん絵文字が使われている受信箱では目障りになってしまうかも。
きちんと到達するかテストの必要もある。

もう一つのトレンドは、件名にファーストネームを使うかどうか。
結果としては、使っても効果がない。(名前の呼びかけだけではなくて内容のほうが大事)

Copy(コンテンツ)

トーン、すべてのマーケティング資材に統一のトーンを使ったほうがいい
彼女自身はマーケッターの方も多いためコーチのようなトーンにしている
面白い画像もつけている
行儀の悪い言葉を使うこともあるが、誰かを排除したりするような内容は書かない

写真を入れすぎない、きちんと内容と紐づいている画像にする

メルアドの写真と共通した画像をウェブサイトにも乗せる
(懇親会でほかの企業の方に伺った内容:Htmlメールにして画像をつけたほうがたしかに開封率が良い)

Strategy

Segment&Test

送信者が送るメールは減っている(10→7)
必ずしも多ければいいわけではない
少ないメールで開封率とクリックレートを上げる

人口動態を知る
年齢、グループ、性別
行動的な情報

例)Spotify どこに住んでいるのか、嗜好、音楽に基づいたEmailを毎回送ってくれて、ロイヤルカスタマーである

ノンモバイル 38.8% モバイル 61.2% など

例)GAP

Let’s go,girls というタイトルも、カスタムされている

テストの重要性

センドグリッドのテスト

ヘッドラインを入れたり入れなかったり。入れなかったことで5%の変化でも購読率が変わる
非常にtinyなこと

最後

Right Relationship

皆さま送信者に対して信頼を感じる?つながりとして感じている?
正しい関係のつながりを構築するのが大事です。価値をちゃんと提供できるのかどうかとか。

顧客情報を間違った状態でメールが来たこと それ自体が良くない気分
利用目的を特定することが大事
ジュエリー 誕生日メール
Funnier
More Radiant
毎年ただのバースデーカード

Give before you take

Don’t be “Click-baity”
Put your subscrivers

まとめ

読んで楽しい、どのようなベネフィットを得られるのかなど

3.Len Shneyder氏

混雑した市場で電子メールが勝つ理由

フリーウェアではハッキングなどの問題
到達率も上げたい 9年前、すでにクラウドの時代であった

E-mailの歴史
1971年 最初のメール
1978年 最初のスパム
1993年 ウェブメールの問題

現在

269億メール/日
3.7億メールユーザー
1.75アカウント/人

生活の一部 お知らせ、取引など

有力なROIであり、メール1ドルの投資で38ドルになって帰ってくる

SNSを使うにも結局メールアドレスは必ず登録していて、これからも成長市場であるといえる
グローバルでのボリュームも下がっていない

Emailに勝つための5つのポイント

1.デザイン

小さなスクリーンでついつい見てしまう
手軽 それが実際なので、スマホ用に作る
それをパソコン用に変えるときはA/Bテストをする 例)エアビの例

メールにモバイルショッピングカートを作ってしまうと取引ステップを減らす

2.タイトル:7単語が最もみられて、4単語が一番向いている
プリヘッダー(プレビュー)

3.Timely,Relevant,Personal,Regional

4.ポジティブシグナル、ネガティブシグナルをチェックする

開封する・返答するのはポジティブシグナル
あるいはスパムと回答するネガティブシグナルを発信する人々をしっかり排除する
など

4.Briain Albert氏

事例紹介
マーケティングキャンペーンの件

などについておはなしをされていました。

Happyhour

この日はセミナーの後に隣の部屋でハッピーアワーという懇親会も準備されていました。私はまだメルマガを始められていないペーペーなので、ちょっとだけ参加して後にしました。

SendGridのスタッフさんは何人もいらして、皆さん感じよくおそろいのTシャツを着られていました。
お土産にどうぞ、何枚でもどうぞということでたくさんいただきました!質が良くてさっそく着てみましたよ。
お食事なども美味しくて。もっと日本でSendGridを広げていきたいという気持ちがとてもよく伝わりました。このブログ記事が少しでもお役に立てれば幸いです。

日本でもコストコ、エアビ、メルカリ社など大手のクライアントさんがすでにいるそうです。

Send Gridさん前回のイベントのレポート
こちらも参考になります。

Send With Confidence Tour Tokyo 2018 開催レポート

素敵な学びをありがとうございました。
実際に活用していきますね!

画面がまだ英語ばかりみたいなので、ちょっとハードルを高く感じているのですがやってみないと。なぜ今なおメルマガなのかが腹落ちしたのとコツを伺ったので、きっとやってみると面白いです!うずうず。

承認後の初期画面はこんな感じです。英語も頑張りまーす♪