BR56、57 敏感で、内向的っていうのも個性で強み☆『内向型を強みにする』&『ひといちばん敏感な子』
こんばんは。女性の在りたい姿を応援するエバーガールの有紀子です。
内向型と敏感な人(子)に関する2冊を読みました。2冊を読んで、共通するな、と思った点について今日はブログに書きますね。
内向型を強みにする
世の中には、外交的な性格の人が約75%、内向的な性格の人が約25%いるそうです。
こちらの本から”内向型”と名付けられるこの性格が話題になったので、いつか読んでみたいと思っていました。今はちょうどAmazonプライム会員向けのプライムリーディングの対象にもなっています。メンバーは、無料でこの本が読めてしまうのです。25%の人が、ということなので、自分もそうかも、と思い当たる方も多く、ヒットしている本なのでしょうね。
実は私も、一見外交的に見えて、結構内向的な面も持っています。
ストレングスファインダーでいう、慎重さの資質、内省の資質などがこれに当てはまる自分の個性です。
例えば、内向型の人は、人に会ったり外出したりもできるのですが、外向型の人が人に会うこと自体をエネルギーにするのに対し、内向型の人は良い意味でも悪い意味でもそれを刺激と捉えて、その前後に1人でゆっくりする時間を多く取るのです。これは、私もまさにそうで、1日中人に会う予定を入れることはできませんし、1人でぼーっと振り返る時間を大切にしています。土日が全部埋まるのも苦手です。とはいえ、行動もしたいので、1日を3コマから4コマに分けて、
1コマ目 家のことに集中する
2コマ目 思いっきり人に会う(ネット、SNS、読書含む)
3コマ目 頭を空っぽにする(昼寝、運動、かんたんな家事など)
4コマ目 難しい作業に取り組む
などを組み合わせて日々生きています。
これが、外交的な人であれば、1日中外に出かけていても苦ではないのかもしれませんね。
本の中では、例えばアメリカの例では外交的でパワフルな人が評価されやすい教育がなされているということです。
日本においても、これまで、社交的な人は良い人で、そうでない人は何か欠けている、みたいに誤解をされてしまうこともあったかと思います。
しかしこの本を読めば、そうではなく、内向的な人と外交的な人の組み合わせこそが良い成果をもたらす、ということや、
内向型の特性こそが芸術家や執筆家、その他の特筆した分野に秀でる可能性が高い、とあります。
内向型は、内向型という良い特性であり、そこを強みにすると発想の転換を行うことが大事なのですね。
私の場合も、まさに、
・講座をする/たくさんの人に会う = 楽しい
・その前後に1人で準備や振り返りをする = 楽しい
・レポートにまとめる = 楽しい
・7泊8日の合宿 辛すぎる 1泊2日 ギリギリOK、ただし最低1日は回復期間を必要とする(大体刺激を受けた分の1倍~1.5倍は振り返りして消化する時間が必要なのです)
・お客様ネイル = 楽しい (短い)
・長いライン = 苦手(気を使うから)
・一方的に自分のペースで書くブログ = 楽しい
などという特徴があります。
来週からブログ塾の6期が始まりますが、スタートされる4名の方のうち、3名の方はこちらの『内向型』寄りなような気がしています。
そういうこともあり、自分や他人の理解に努めたいと思い、この本を読みました。
私は外向型の方の気分も良く分かります。私の場合、目立ちたくないわけでもないし、称賛されたくないわけでもないのです。
ただ、一人になる時間も多く必要です。その個性の両方があります。
だから文章を書くのが(人に会うよりも)比較的得意だし、直販よりもメルカリや委託販売が向いているのです。(間を取ることができますから)
我こそは内向型!周りに内向型の人がいる。もっと理解したい。という方は、こちらの本がお勧めです♪
ひといちばい敏感な子
2冊目はこちらです。
HSC(Higlhly sensitive children 敏感な子)という言葉をご存知でしたでしょうか?
子供たちの中でも音や刺激、情報などに敏感な子が約5人に1人の割合でいるそうです。
実は、私の娘も毎日小学校にも行くし、特段不満などは言わないのですが、先日の学校のアンケートで「学校が面白くない」という項目に対して5をつけていた、ということを担任の先生から聞きました。
この項目に最大値の5をつける人はそういないそうです。じゃあ、私が娘から「学校が楽しくない」と一度でも聞いたことがあったか?というと、一度もないのです。
自分の中に沸いている「学校が面白くない」という感情を押し殺しているんですね。
娘は、学研教室で先取り学習をしているため、算数や国語などの内容が目新しくなく、知的好奇心が満たされないからでは?というような心配はありました。
ですが、図工がどうだったとか、音楽がどうだった、とか、家で鼻歌を歌ったり、楽器の練習をしたりそういう様子もありません。
多分、面白いと思っていないんですね。
行かなくてはならないから行く。学ばなければならないから学ぶ。そういうスタンスなような気がします。
その分、自分で興味を持ったことには集中していると思います。
娘はあまり当てはまらなかったので、もっと敏感な子は世の中にいて、そういう方の親御さん向けの本だとは思います。ただ、どの親でも多かれ少なかれこの本を読んで気づきがあるでしょう。
敏感な子は、ある意味周りの空気を読んで、自分を押し殺すようです。
新しいことや驚くことは苦手ですが、慣れることで、恐れる気持ちを払しょくすることができるため、むしろ飽きっぽい子どもよりも成果を高くあげられる、という特徴もあるそうです。
HSCは、あくまで特徴であって、マイナスなことではなく、その子の特性に合うように親が接し、伸ばしていけばいい、そういうメッセージの本です。
親自身もセンシティブである人もいるし、そうでない人もいます。
自分がセンシティブであれば、「自分もそうだったからわかるよ」という点もありますし、一方子どもがまるまる自分と同じで「ジェットコースターは怖いと思うに違いない」などと決めつけては良くないそうです。
子どもの個性と親の個性は違います。
親が、センシティブではなく、外交的で打たれ強い場合も、「世の中にはこういう人もいるんだ」という風に良いパートナーとなります。育児を通じて、親と子どもがお互いを理解し、ベストパートナーになれますように、という工夫が温かい言葉で随所に綴られていました。
うちの子は敏感かな?
あの子はどうかな?
どういう風に子どもに接していこう?
そういう風に考える全ての親御さんにおすすめの本です。
ご興味を持たれた方は、ぜひ読んでみてくださいね。
近所の書店にはなかったので、Amazonからの購入がお勧めです。Kindle本はありませんでした。
ソフトカバーで、手触りも優しい本です。
これらの本を読んで、自分の特性と子どもの特性、そして周りの内向型の方の強みにも気づくことができ、丸1日近くこれらの本の読書に費やしてよかったと思いました。
ブログ塾6期、決起会は来週27日土曜日に、ZOOMで行います。
Kindle本はiPhoneの読み上げ機能を使って、耳から聴くこともできます。詳しくは、著書に書いています。
この方法を使えば、ジョギング中や、ローラー台の間、家事をしながらも本を読むことができます。
便利な世の中です。