BR21 嫌われる勇気 ~誰もに好かれる他者評価は、無理だし、要らない。自分で自分を認めてあげる。~
こんにちは。女性の在りたい姿を支援する、エバーガールの有紀子です。
少し、久しぶりのブックレビューです。
お読みの方も多いと思う、「嫌われる勇気」です。今日は、「幸せになる勇気」と一緒に一気に読みました。
前半部分は、以前の「アドラー心理学入門」の著者の岸見一郎氏との共著であるということで、気づきが被りました。
こちらは、主に育児に生かすつもりで。まとめています。
「嫌われる勇気」は、対話型で、ソクラテスのように普及型の本を発行することを目指したものだそうです。
嫌われる勇気を読んで、改めて響いた点、まとめ
◆「権威づけ」
あたかも自分が優れているかのように振る舞い、偽りの優越感に浸ること(優越コンプレックス)
―権威の力を借りて自らを大きく見せている人は、結局他者の価値感に生き、他者の人生を生きている。
―もしも自慢する人がいるとすれば、それは劣等感を感じているからに過ぎない。
一方、(劣等感コンプレックス)も、自分でそれを選んでいるだけである。
「自分には無理だから」という風に殻をかぶって引きこもりになったりすることで、「挑戦して失敗することの恐れ」、「屈辱 」などを回避しているだけで、何の解決にもならない。
◆「人生のタスク」
1人1人が社会的な存在として生きて行こうとするとき、直面せざるを得ない対人関係を、人生のタスクという。
アドラー心理学では、全ての悩みのほとんどは、対人 関係にあると考える。対人関係を避けては人は生きていくことができない。
仕事のタスク・交友のタスク・愛のタスク
これらのタスクを避けずに、他者貢献をして、見返りではなく、自己受容をして、生きるのみ。
人に評価してもらうのではなく、自分で自分の行動に幸せを見出す。
◆「あなたに何が得られられているかではなく、与えられたものをどう使うか。」
―アドラー心理学は、「所有の心理学」ではなく、「勇気の心理学」、「使用の心理学」である
◆「他者の課題は他者の課題として、切り捨てよ」
他者をコントロールする「アメとムチ」というような、操作、賞罰は徹底否定。
あらゆる縦の関係を、横の関係に置き換える。
あらゆる人とは、「同じではないけれども、対等である。」
例え、親子でも、教師でも、動物でも。他者の問題に踏み込んではいけない。各自が自立するように導くことは可能。
◆人生は「登山のように『頂点と途上〙があるわけではない。 」、人生とは、「連続する刹那で、『いま』の連続である。」
我々は過去にも将来にもとらわれず、いま、を生きることしかできない。不可能。
若者に、頂点を目指すレールのような、『線 』の人生を押し付けてはいけない。今を受容することを教えていく。
◆「嫌われる勇気」とは、好かれようとして、他者目線で生きることの否定である。
すべての人に好かれることはできないのなら、他者からの評価ではなくて、自分が選んだ道を生きよう。
続いて、「幸せの勇気」のブックレビューです。
おまけ
私は、家にいると、ついつい色々家事などが気になってしまうので、集中して読むときは、喫茶店に行って読みます。
隣の人が気にならない程、本や手帳を広げられる広さの喫茶店が好きです。
写真は、今日行った、隣駅の珈琲館です。長居していたら、だんだんランチになり、混雑してきて、居づらくなってきましたが、
モーニングにこのミックスサンドは、+160円でお得でした☆
+モンブランケーキで、2時間粘りました。
こちらは、コメダ珈琲。ミックスサンドのサイズは、やはりコメダの方が大きいですね。
私の街では、コメダ珈琲の方が、混んできたときの、店員さんからのプレッシャーがない(不干渉の徹底)で、好みです!
コメダの勝ち♪ と、私が決めました^^v