おはようございます。女性の在りたい姿を支援する、エバーガールの中野有紀子です。
昨晩、ご縁があったのと、必然性を感じて、「史上最強の人生戦略マニュアル」を読みました。

多くの方が読んだ本かもしれませんが、私は初めてでした。
7つの習慣と同じように、或いはそれ以上に鋭い言葉がズキンと突き刺さる本でした。
10つのヒントが与えられるのですが、この中で今の私が響いたところは、ここです。
＊楽観主義者でもなく、悲観主義者でもなく、『現実主義者』たれ。
＊主観で考えるな。客観的に見て（メタ認知して）起きている状況は自分が招いているのだと気づきなさい。
＊この現実を変えられるのは、「誰かのせい」ではなく、「自分が行動を変えるのみ」である。
＊自分が認めていないものは、変えられない。自分が今の状況を作り出したのだと認めなさい。それがあなたのためだ。

「今の結果は自分の選択の結果である、自分が招いた種である。気づかなかった自分が悪い。」とこの本は、はっきり言ってくれます。

「矢印を自分に向けよ。」ということですね。分かってはいるつもりだけれどもついつい他責にしてしまうこと、ありませんか？

しばらくの間、気づくと、私の矢印は、あっちにこっちに行ってしまっていましたが、この本を読んで、ブックレビューを書いて、意識を変えることで、かなり変わることができました。私みたいに、現状を憂いていた人がいたら、お勧めしたいです。以下、ご興味ある方は、私の備忘録が参考になりましたら幸いです。

内容

第一章　問題がひとりでに解決することは、絶対にない
-意志ではなく、行動を変える。今すぐ。正しいかどうかではなく、うまくいっているかどうか。
第二章　本当に生きるということ
-コントロールすべきは自分自身

第三章　自分の選択と態度に焦点をあてる
-感情を引きずっているとすればそれは自分のせい。誰かのせいにするのをやめ、自分を変える。

第四章　「見返り」が行動を支配している
-見返りシステムの罠にはまるな。

第五章　問題は、あなたが認めるまで、悪化していく
-自分が正しいということにこだわらない。まず誤りを認め、行動を変える。

第六章　違うことを「する」
-今しないなら、いつするの？違うことをする。痛みを生かし、行動を起こし結果を変える。

第七章　過去の出来事を言い訳にしない
-自分を客観的に見ることは難しいが、現実の出来事にどう反応するかは選ぶことができる。

第八章　今すぐに人生計画を立てる
-客観的に自分の人生の管理者として自分を評価しよう。すぐ、始めよう。

第九章　見返りを経つ
-相手の望ましくない行動に、「見返り」を与えない。偽りの関係を解消する。

第十章　憎しみはあなたの心を変えてしまう
-「憎しみ」、「怒り」の感情は今すぐ断ち切り、人を許し、自分自身を解放する
～目標設定＆自分の公式のワークがついています～

【あらゆる人の根底にある人間の特徴（自分自身も含める）】

①すべての人が一番恐れるのは、「拒絶」されることである
②すべての人が一番必要としてるのは、「受け入れられる」ことである
③人を動かすには、自尊心を傷つけない、或いはくすぐるようなやり方を自分が取る
④皆、例外なしに「自分はどうなるのだろう」という不安を抱く
⑤人は、自分にとって「個人的に大事なこと」を話したがる
⑥人は、「自分が理解できることだけ」に耳を傾け、自分の中に取り入れる
⑦人は、「自分に好意を持っている人」だけに耳を傾け、自分の中に取り入れる
⑧人は、しばしば、はっきりした理由もなく、行動する
⑨上流階級の中にもつまらない人はいる
⑩すべての人には例外なしに、「外面」がある。それを見抜かなくてはならない。

それを理解して、矢印を自分に向けて、行動を変えて、それでもどうしてもうまくいかない挫折となったとき。

「挫折」も避けては通れないですよね。
「挫折」という言葉でググっていたら、母校創始者の、大隈重信氏のこの言葉が見つかりました。
「諸君は必ず失敗する。ずいぶん失敗する。成功があるかもしれませぬけど、成功より失敗が多い。失敗に落胆しなさるな。失敗に打ち勝たなければならぬ。たびたび失敗すると、そこで大切な経験を得る。この経験によって、もって成功を期さなければならぬのである。」

そう、起きていることは自分が全て招いていること。自分を変えることで環境は変えることができる。それでしか、状況は変わらない。分かっちゃいるけどそれをやってもどうしようもないとき。この言葉を思い出すといいのかな、と思いました。
挫折は、失敗は、大切であり、挫折や失敗なくして、成長はないんです。

そして、いつまでも同じことで失敗している自分へ。
いつ変わるの？今でしょ。問題が分かったんだから、今、変えるだけでしょ？何度同じことを繰り返すの？いま、やってみよう。

—
ということで、この本を読んで以来、自分を変えてみました。いろいろ事態が好転していっている気がします。

しばらく集中的にブックレビューを書いてきました。年内、あと3冊読みたいと思っています。1冊はブックレビューにまとめますね！

この本は、クリスマス前に、成城学園前、アンの部屋様へ納品に行ったときに読み始めました。
毎年この光景を見るのが楽しみです。

成城コルディのツリーは今年もきれいでしたよ～

12月なのに、とても暖かい日でした。電車の中って貴重な読書タイムですよね♪

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